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Photo by TAKAGI ARI

2017年度
Pⁿ―Powers of PLAY―

コンセプト
問題をかかえながらも、日々新たな価値観が生まれつつある現在の世界の中で、求められているのは、変化に対してより自由にフレキシブルに対応していける思考や感性を持ったサバイバーです。

遊びは現実のルールや約束事から私たちを解き放ち、ここにありながら、別の世界を体験することを可能にしてくれるヘテロトピアへの入り口に誘ってくれるプラクティスともいえます。

本展では、これまで国内であまり紹介されてこなかった作家を含め、若手と中堅作家9人を紹介します。絵画、彫刻、映像、グラフィティなど多様な表現によって彼らがつくりだす遊戯的空間は、〈状況を軽やかに変容させていく遊びの力〉を示唆するとともに、可変的な生のモデルへ鑑賞者を誘います。

本展のタイトル「Pn―Powers of PLAY―」は、「P / PLAYのn乗」を意味しています。英語の「PLAY(遊び)」の頭文字の「P」を起点に、“Practice(実践する)”, “Pleasure(歓び)”, “Pop(ポップ)”, “Positivity(肯定的であること)”,などの言葉を、展覧会を訪れた人々が、言葉遊びのように自由に発想してくださることを期待しています。

参加作家
江頭誠、小野耕石、小畑多丘、菅亮平、戸田悠理、堀内悠希、水田寛、TENGAone、Shana Moulton

会場
東京藝術大学大学美術館陳列館
〒110-8714 東京都台東区上野公園 12-8 美術学部校内

会期
2018年3月21日(水・祝)- 4月8日(日)[計17日間]

主催
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻

特別協賛
一般財団法人 カルチャー・ヴィジョン・ジャパン、The Chain Museum、株式会社いすくら、渡辺歯科医院

助成
藝大フレンズ

協力
リキテックス、TRNK

監修
長谷川祐子 (東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授)

共同キュレーター
髙木 遊、塚本 安優実、樋口 朋子、檜山 真有、堀内 万佑子、三宅 敦大、HANG YISHU (東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻修士課程在籍生、及び美術研究科 建築専攻修士課程在籍生を含む長谷川祐子教授授業科目「アートプロデュース演習:キュレーションI」履修生)

プレスリリース
http://pn.geidai.ac.jp/pn_pr_ja_0301.pdf

Website
http://pn.geidai.ac.jp/index.html

その他
https://twitter.com/gaapexhibition